春琴抄 (新潮文庫)

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本棚登録 : 6229
レビュー : 745
著者 :
中井イリアさん 900 文学   読み終わった 

谷崎潤一郎が1933年に発表した中編小説。映画や舞台などで取り上げられ、個人的にも好きな作品の一つです。幼い頃から盲目の春琴に付添い、彼女になくてはならない奉公人の佐助は、後年春琴が何者かによって顔を傷つけられると、彼女の面影を脳裡に永遠に保有するため自ら目を潰し盲目の世界に入る。主従関係を越えて、春琴のサディスティックな部分と佐助のマゾヒスティックな部分がパズルのピースのようにはまってしまった時に起こる歪んではいるが純粋な愛の物語です。うがった読み方ですが、春琴が徐々にデレていくのを楽しむのも一興かと。

レビュー投稿日
2014年1月22日
読了日
2014年1月22日
本棚登録日
2014年1月22日
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