女だけの町―クランフォード (岩波文庫 赤 266-1)

  • 岩波書店 (1986年8月18日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 4
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ブロンテ姉妹やジョージ・エリオット等、優れた英国女流文学の中にあって、やはり名作と謳われたギャスケル夫人の“クランフォード”(『女だけの町』の原題)。
こんまりさんのお片付け法を実施後、ようやく日の目をみて読むことが出来ました。長年、未読のまま本棚にあった1986年初版の岩波文庫は、経年のやけとしみに彩られてましたが、あたたかですがすがしい読後感を味わい、大満足です。
善良な人々の暮らし、古き良き時代のセンチメンタルに陥りそうな題材も、作者の透徹したユーモアにつつまれ、ペーソス漂う愛すべき作品となっている。いい小説を読む醍醐味だなぁ…としみじみ。
まさにイギリス女流文学の傑作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・文芸書
感想投稿日 : 2011年11月28日
読了日 : 2011年11月28日
本棚登録日 : 2011年11月28日

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