優れたイラストレーターであったクレア・ターレー・ニューペリーのデビュー作(1931年)。
特に猫の絵では有名であったが、これは、女の子とハーバートというライオンのお話。
軽妙なタッチの線画に、(何色っていうのか、手元にあったファーバーカステル社の色鉛筆で言うと、112番のダーク・ナポリオカーと264番のダーク・ピサログリーンといった感じなんだけど…)
要するに(笑)明るめの黄土色と落ち着いた草色のみの彩色での絵に、やはり味わいあります。
お話も、大きくなってしまったハーバートとサリーの思いがけない結末が、なかなかいいですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2009年3月9日
- 読了日 : 2009年3月9日
- 本棚登録日 : 2009年3月9日
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