赤き光が地に沈もうとしていた。やがて夜の帳が翼を広げ、世界を暗い闇の懐の奥深くへと覆い隠していくのだろう。
…厨二炸裂!!
いい年して厨二やら腐の要素をこじらせているわたしにとって、楽しくも突き刺さるお話でした。主人公の生い立ちや体質(?)が中田さんテイストで仄暗く、好みでした。キャラクターとしては、実在したら絶対に関わりたくない御大が、とてもかっこよく一番。また、実在したら殴り倒したい程嫌な男の原田も、なぜかとても好きでした。不思議なもんですね。
中田永一さんは好きで、別名義含めよく読みますが、中村航さんは今回初めて。どこからどこまでをどっちが書いたのか全然わからず、すごいなあって思いました。今度は中村さんの本も読んでみよう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年9月27日
- 読了日 : 2015年9月27日
- 本棚登録日 : 2015年9月27日
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