夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

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本棚登録 : 16177
レビュー : 2059
著者 :
あおいさん  未設定  読み終わった 

以前The Bookという、乙一さんが書かれたジョジョの奇妙な冒険のノベライズを読みました。そのとき他の方のレビューで、夏と花火と私の死体の方がジョジョっぽい(背後にゴゴゴやドドドが見えるような雰囲気)ということが書いてあったのを見て、それは読まねば!と思いました。

スタンドも波紋も出てこないけど(当たり前)、わたしにとってはこっちの方が紛れもなくジョジョでした!(`・ω・´) 夏と花火と私の死体はもちろん、優子も「その血の運命」ってところがまさにでした。


(´・ω・`) ココカラネタバレアリ〼


【夏と花火と私の死体】
魅力的なところがたくさん詰まっていました。殺されてしまった五月ちゃんが淡々と物語を進行させるところ。健くんと弥生ちゃんが死体を隠しているのが、ギリギリのところで見つからないあのスリル。(田んぼでカミナリじいさんに見つかりそうになったところなんて、まさにゴゴゴゴゴという文字がはっきりと頭に浮かびましたw)健くんの異常なまでの冷静な判断力。緑さんは、絶対このお姉さん誘拐犯だろって思って読んでたから驚かなかったけど…健くん似の男の子ばっかり誘拐してたとわかったときにはぞくっとしました。もう登場人物はだいたいおかしい人って感じで、大好きです。16歳のときにこんなものが書けてしまうなんて。

【優子】
優子が本物の人間だったとわかったときには、本当に鳥肌が立ちました。旦那様の方がおかしくなっていて、人形を奥さんと思い込んで愛でているものと信じきっていたわたしは、すっかり騙されました。素敵です。

レビュー投稿日
2015年12月16日
読了日
2015年12月16日
本棚登録日
2015年12月16日
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