獣の奏者 (4)完結編

4.41
  • (748)
  • (372)
  • (173)
  • (16)
  • (3)
本棚登録 : 2981
レビュー : 418
著者 :
前太ハハさん ファンタジー   読み終わった 

とうとう全4巻読み終えてしまいました…もう、なんと表現したらいいかわからないほどで、こんなに感動する作品を読んだのは久しぶりです。
人間の愚かさが際立つ一方で、人の、道を探し続ける力、一人が死んでも別の人がそれを受け継ぎ、多くの人がそれぞれの思いの上で考えつづける、人間という生き物の群れの力を示してくれたことで、少しだけ人に対する希望が持てた気持ちです。前巻のレビューでも書きましたが、王獣と闘蛇は核を持った現代人と重なってしまいましたから・・・
エリンの生き方は最後まで彼女らしく、また、最後は彼女の願いであった王獣の開放が叶ったのである意味ハッピーエンドだったのかな。闘蛇も解放されればいいのにな、と思いました。
とはいえ、私は2巻の荘厳なラストが大好きなので、実はこの結末は納得しかねます・・・悲しすぎてね・・・せめてリランだけでも耳栓してあげられなかったのかなあ。
政治色の強い3.4巻も、読まなければよかったとは思わないし、良い作品だという気持ちは変わらないけれど、獣と人間のかかわりを多く語った2巻はずば抜けて素晴らしかった。
気高く神々しいリランが暫く頭から離れそうにありません。

残すは外伝のみ!
楽しく幸せな物語が広がっていますように。。

レビュー投稿日
2013年4月27日
読了日
2013年4月27日
本棚登録日
2013年4月27日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『獣の奏者 (4)完結編』のレビューをもっとみる

『獣の奏者 (4)完結編』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『獣の奏者 (4)完結編』に前太ハハさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする