下巻です。
下巻はそのほとんどが海戦シーンでした。
あまりにも現実離れした戦闘が永遠に繰り返され、上巻では花の慶次か!とつっこんだけど、もはやそれ以上でした・・・

恐れを知らず、限界以上に大怪我をしても絶対に倒れない海賊達。こう書くとカッコよく感じるかもしれないけれど、そんなんじゃないんです。
残酷だけどちょっとだけ書いていいですか。
例えば、左手首を切られ、首も半分ほど切られて血が噴き出し切った後の顔面蒼白な状態の中、右手で主人公の首を絞め上げる怪力がまだ残っており、さらにそのあと胸を銃で撃たれたのにまた起き上がるという・・・
これ人間?
ここで「戦場で屍骸が息を吹き返すことはごく稀にではあるが実際あった。「勢州軍記」には、首を半ば以上まで斬られた磯田彦右衛門という武者が生き続けた、という記録が残っている。」という真面目な解説がはいるんです。
もう付き合ってらんない(苦笑)。

海賊の豪快さを表現したかったのでしょうけど、部下達もヘラヘラ笑いながら殺戮を繰り返し、ヘラヘラしながら殺される。
ファンタジーとかSFとかホラーとかが前提なら楽しむ余地はあるのかもしれないけれど、史実史実、とウルサく挟みながら永遠に続く人間らしい心を持たない化け物集団の戦・・・
私には本書の楽しみ方がわかりませんでした。
コレ、本屋大賞だったのよね?!ホント?!

2021年4月16日

読書状況 読み終わった [2021年4月16日]
カテゴリ エンタメ

以前読んだ別の本に放浪記についての記述があり、そういえば読んだことなかったなと、図書館で借りてみました。

メモ書きのような日記のような、雑多な書き物の寄せ集めでした。
起承転結もなく、ストーリーを追って真面目に読むと何がどうなったのかがさっぱり分からなくて戸惑いますが、本書はそういう読み方をしてはいけません。

極貧生活の中で、腹が減り、金を欲しがり、母が恋しく、男が欲しい。
詩が売れず、仕事が続かず、いっそ身売りしてしまおうかとよぎる・・・
そのくせ、なけなしの金で駄菓子を買ってみたり、家賃を滞納しながら旅行に行ったり、職を転々としたり。
いつでも自由を謳歌する明るさと力強さが根底にあり、貧乏をユーモラスに語りきる林芙美子、奔放で正直者だなあ、という印象です。

それに、生き方もすごいけど、文章もすごいんです。
コトバの使い方が独特だし、時々書かれた詩も情報量がすごい。情景も心情もありありと伝わり、最後にはこの当時の日本全体がどんな感じかまで分かった気になりました。。

2021年4月14日

読書状況 読み終わった [2021年4月14日]
カテゴリ 日常
タグ

話題作だと人におススメされて読んでみました。
初めての作家さんです。

号泣するらしいですが、ご都合主義が気になってひねくれモノの私の琴線には触れませんでした。

たまたま街で親友とすれ違ったときに同行していた彼に一目惚れされ、
職場の御曹司に一目惚れされ、
家の修繕をしてもらった職人さんに一目惚れされ(しかも初対面で平手打ちしてるのに)・・・
どんだけモテるんだ。
もう、その設定だけで鼻白みます。

そしてアンさん。
彼は自殺するような人柄ではなかったはず。
大きくてあたたかく、人の哀しみに寄り添え、なんでも受け止められる包容力がある強くて優しい人、そんな人じゃなかった?そんなひとが人を哀しませる自殺なんてしないでしょ。
人物像ブレブレ。

不幸のオンパレードであざとささえ感じるこういう本が感動され、共感され、話題作になるのはなぜだろう?と考えてしまいました。
両親の愛に飢えた人って、私が知らないだけでたくさんいるの?

あ、そんな中、職人さんのおばあちゃんが、「人というのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。」って、このひとことはよかったです。

2021年4月6日

読書状況 読み終わった [2021年4月6日]
カテゴリ 家族
タグ

話題作だったし、この著者さん、以前から気になっていたので読んでみました。

5つの短編集でした。
些細な出来事を自己保身からごまかそうとするけれど、最後は墓穴を掘る様な展開ばかりで後味が悪く、ある意味コワイお話です。
ですが、基本重すぎないタッチで描かれているので日常の些細なことっぽく、またそれが悪党というよりは小心者ぽく、コワさも増長され過ぎず、それでいてラストのミモザは一番コワく、とにかくバランスの良さがバツグンでした。

タイトルになった物語は入っていないのですが、罪をこっそりぬぐおうとするけど、汚れがかえって広がっていくように事態が悪化していく物語、という意味らしいです。
ウマいな。まさにその通りでした。
でも、読後感の悪い物語は好みじゃないです・・・
でも、文章は結構好みなので長編読んでみたいかも・・・

2021年3月30日

読書状況 読み終わった [2021年3月30日]
カテゴリ ミステリ
タグ

夫の友人からお借りしました。

敗戦の瞬間から始まる人々の物語と、戦争経験のない現代を生きる人間の物語が、2つの時間軸で交互に展開していきます。

その構成力は抜群で、読みにくそうにみえてむしろ読みやすく、あとから分かる仕掛けも衝撃的です。
そして、必ずしも実話ではないのだけど、こういう悲劇はいくらでもあったのだろうと想像される展開が戦争の悲しさを増長させます…

国のために生きて死んでいった彼らのことを、日本人として絶対に忘れてはならないし後世に伝えていかなければならないと強く思いました。

生き残った久恵さんの思いをもっと知りたかったな。切ないけど・・・

2021年3月29日

読書状況 読み終わった [2021年3月29日]
カテゴリ 歴史
タグ

没後10年記念で出版された、子供のころ大好きだった氷室冴子さんのムック本です。
冴子さんと親交の深かった方へのインタビューや、作家さんによるエッセイ、単行本未収録の短編やエッセイなんかも収録されており、読み応えのある内容でした。

当時はまだ子供だったので、作品に夢中で冴子さんの人となりにまで関心がいかなかったのだけれど、今回本書を読んでいろんな一面を知ることが出来ました。
めちゃパワフルな方だったようですね。瑠璃ちゃんが誕生するわけだ。

冴子さんに夢中だった小中学生、それ以降は少し距離が出来たけど、冴子さんのコバルトシリーズは全巻持っていると思う。
本屋さんに吊るされた発売日一覧を毎月チェックし、新刊を待ち望んでいた日々。
近寄りがたいクラスのヤンキー女子が、少女小説家は死なないが好きだと知って
ちょっと仲良くなったり、本を読まない友人にも冴子作品を知ってもらいたくて、少女隊のクララ白書や斉藤由貴の恋する女たちの映画に誘ったり・・・

本書を読んでいたら今まで忘れていた同級生のことなんかも思い出し、まさに青春そのものだなあ、としみじみしちゃった。

私の読書人生は、冴子作品&若草物語からはじまり、平安時代好きはあさきゆめみしよりも先、冴子さんのジャパネスクやちぇんじからなんですよねえ。

冴子さんには本当に感謝でいっぱい。
今回初めて知ったけど、銀金シリーズは6部構成だったそうですね。
もっと長生きして欲しかった…

懐かしくて懐かしくて興奮して読んだはずなのに、最後はしんみりした読後感になってしまいました。
お悔やみ申し上げます。

2021年3月29日

読書状況 読み終わった [2021年3月29日]
カテゴリ エッセイ

夫が図書館で借りたので私も読んでみました。

曽野さん89歳、石原さん88歳。
お二人が語る死生観は完全に相反する考え方で全く嚙み合わないのですが、でもそれがおもしろかったです。

曽野さんは、死という逃れられないものがあって、でもその時が来るまでは、与えられている生涯をどれほど自由に使えるか考えながら生きればいい、そして、特に年老いたとき、その人を輝かせるのは「徳」だけであり、社会貢献、人の役に立てるということが自分自身の希望になるんだと言います。

一方石原さんは、最後までがむしゃらにやりたい、人間は本来、自分はどう生きるべきかを考えて生きる生き物であるから、ただ漠然と生きていてはいけない、と、今だ知識欲や探求心が旺盛で、死に関しても様々な角度から現在も考察を続けているので、まだまだ死にたくないと言います。

個人的には曽野さんのすべてを受け入れる死生観に惹かれますが、心の奥底からそんな心境になるためには今を受け入れ、満足する日々を送らなければいけないし、でもそのためには漠然と生きるのではなく、それこそ知識欲や探求心を忘れずに、そして人の役に立つことをしていないと満足する日々は送れないなと思いました。

あとは関係ないけど石原さん、政治家だったのに「僕はあんまり人の役に立つという意識をもって仕事したことはない」と言っててびっくり。政治家失格過ぎる発言・・・

それと、曽野さんがご主人と死別する際、看護婦さんから「もうすぐお話が出来なくなるので今のうちにお話しなさってください。」と言われたときに「63年間ずっと喋り通してきましたから、喋り足りないことは何もないんです。」と笑ったそう。
そんな最後を私も夫と迎えられたら幸せかなあ、ととっても印象深かったです。。

2021年3月22日

読書状況 読み終わった [2021年3月22日]
カテゴリ エッセイ
タグ

半沢直樹シリーズの最新刊です。
といっても時系列的にはずいぶん前の話で、浅野支店長が健在、超元気でした(笑)。

構図も単純だし、ドラマや本で慣れすぎてどうせ最後は勝つんでしょ、と先が分かっているだけにハラハラドキドキ&ワクワクも薄くなってしまった・・・
とはいえ、最後のつじつまの合わせ方、勧善懲悪モノならではのスカッと感は期待通りでした。
もはやお仕事小説というよりはエンタメ?ラノベ?の域に入ってきてますね。
著者はターゲット層をよく把握してる。
これは映画にするのかな?(笑)

夫とも話していたのですが、こんな形で作品を作るならいくらでも続けられるよね、と。
めざせ!課長島耕作、かしら。

2021年3月16日

読書状況 読み終わった [2021年3月16日]
カテゴリ お仕事
タグ

話題作だったのでミーハー心に火が付き、図書館で予約してました。
そしたらその間に、吉川英治新人賞を受賞したので期待が高まる~

タイトルであるオルタネートとは、高校生限定のSNSアプリの名称で、オルタネートと距離を置きつつ料理コンテストに打ち込む調理部の部長さんを中心としたお話と、逆にオルタネートを信奉し自分の直感よりもAIが選んだ相性を信じる女の子のお話と、高校を中退したためオルタネートから外れ疎外感や不安感を持ったドラムの得意な男の子のお話が同時並行的に展開していく物語です。

アイドル作家ということで、純粋に物語を楽しむというよりはどうしても批評しながら読んでしまって申し訳なかったのですが、予想外に文章力があってびっくりしました。
テンポもよくて読みやすいので、ターゲットとしている普段本を読まない若者ウケもよさそうです。

が、SNSとか同性愛とかシェアハウスとか他にもいろいろ流行りの要素が盛り込まれすぎていて、それってこの物語に必然?と思うことが多く、もう少し登場人物を減らしたほうがより分かりやすいんじゃないかなと感じました。
また、これを言ってはおしまいなんですけど、結局主題はなんなの?と思わなくもなく・・・
青春小説であり若者の成長を描いた、と言われればそうなんですけど、やっぱり物足りないないかなあ。

厳しい目で見てしまってごめんね、と思いつつそれを乗り越えてこれからも頑張って欲しいなあと思っています!

2021年3月15日

読書状況 読み終わった [2021年3月15日]
カテゴリ 青春
タグ

知人の紹介で読んでみました。
本書は単なるダイエット本ではなく、毒親が将来にわたって及ぼす影響について語られた本でした。
(母からの嫉妬を回避するために、娘はデブになりブスになり、幸せな将来を自ら望まなくなる、というお話)

娘に嫉妬したり、自分の7掛け程度の幸せでいて欲しいと微妙なラインを狙う母親・・・本当にこんな親がいるのかね?
まあ、いるにはいるでしょうけど、本にするほどニーズがあるとは到底思えないなあと。だけど実際本になっているのだから思ったより多くいるのか・・・
感じ悪い言い方かもしれないけど、私にとっては小説のような、未知の世界のお話でした。

著者の本を2冊連続で読むとさすがにお腹いっぱい。もういいかな。

2021年3月9日

読書状況 読み終わった [2021年3月9日]
カテゴリ 家族
タグ

知人が面白いというし、タイトルからイメージするような恋愛指南書じゃないというので読んでみました。

たしかに、彼氏をつくるための行動指針等が書かれたものではなく、育った家庭環境(親子関係)や思考の傾向・癖が恋愛に及ぼす影響についてを、心理学をつかって解説した本でした。

私自身は両親との関係は良好、既婚者子ナシなので読者ターゲットではなさそうですが、
「幸せな人しか人を幸せにすることはできない、この人といると幸せになれるので、この幸福感があればこの人のことを幸せにできる、という思考回路が正常」
っていうのはとても納得感がありました。
また、女性の魅力の半分は「受容と共感」で、これは人間関係全般にあてはまるよね、と身の回りを思い返し、夫や親兄弟のほか気の合う友人なんかを思い浮かべながら読みました。

2021年3月4日

読書状況 読み終わった [2021年3月4日]
カテゴリ 科学
タグ

知り合いにおすすめされたので読んでみました。

私の座右の銘は継続は力なりなので、この手の本は好きで何冊も読んでいるし、実際いくつかの習慣化は達成しています。(例えばこのレビュー書きは10年以上続けています♪)が、本書は今まで読んだ中で一番わかりやすく、一番納得感があり、実践のための小ステップについても丁寧に解説されていて「習慣」のすべてを網羅している気がしました。

「小さな変化を積み上げていくと次第に人生の天秤が動き始める」
とても魅力的じゃないですか。

以下備忘録。忘れたくないこと羅列しときまーす。
1行目からときめく~☆

成功は到達すべき目標でも、ゴールでもない。改善の仕組みであり、果てしなく改良し続けるプロセスである。
目標には方向を定める効果があるが、仕組みは進歩するのに最適である。目標達成は生活を一時的に変えるに過ぎない。
目標第一主義の問題は、目標の次の節目まで幸福を先延ばしにし続けることになってしまうこと、目標を達成して成功を味わうか、達成できずに失望するかのどちらかになってしまうこと。
なので、成果よりプロセスを大切に思えば、幸福になるのに待つ必要はない。

セルフイメージ(アイデンティティー)に合う行動はストレスにならない。
よって「私は朝方人間ではない」などのセルフイメージが早起き、という新しい習慣の邪魔をする。
アイデンティティーを変えるには
・どのようなタイプの人になりたいかを決める←なりたいタイプの人になるのに役立つ行動かな?常に考える
・小さな勝利で自分自身に証明する←いきなり理想の早起き時間を設定するのではなく、今までより5分早く起きるところから始める
のがいい。

悪い習慣化の誘惑に抵抗するより、避ける方が簡単。(間食をやめたいのならおやつは目に見えない場所に置く等)
自制心に頼っていはいけない。

ドーパミンを利用しよう。
ドーパミンは喜びを経験するときだけでなく、予測するときにも放出される。これが放出されると行動へのモチベーションが上がる。
難しい習慣の直前に楽しい儀式をしてモチベーションを高める。
現在の習慣と必要な習慣を抱き合わせ、さらにしたい習慣をする。

習慣は時間ではなく、頻度によって身につく。
習慣は最適化する前に、標準化しなければならない。(2分以内にできる習慣を積み上げる)

多くの人は自分の行動に対して、実際より良い行動をしていると思いがち。自分を過大評価している。
記録をして実態を把握しよう。

「はっきりさせ、魅力的にし、易しくし、満足できるものにしよう!」

2021年2月27日

読書状況 読み終わった [2021年2月27日]
カテゴリ 自己啓発

知り合いからおススメされたので読んでみましたが、タイトルが下品で正直ドン引き・・・
そして、スピリチュアル系が苦手なので私としては本書の評価の高さにもびっくりしました。

俗に言う引き寄せの法則です。
「ありがとう、愛してる」を連発し、潜在意識をクリーニングして宇宙を信頼し願いをオーダーしよう。
どんな事象が起こっても「やった!これで願いが叶ったぞ」と紐付ける思考回路を身につけよう。
お金持ちになりたければ、既に私には十分なお金があると言い、支払うときはこれを払える自分はすごいと思い、欲しい金額があれば具体的にイメージしよう。

どうやったらスピリチュアル得意になれるの・・・

2021年2月27日

読書状況 読み終わった [2021年2月27日]
カテゴリ 自己啓発
タグ

知り合いからおススメされたので読んでみました。

絵がかわいらしいのでもちろん子供が眺めても楽しいけれど、大人もガイドブック気分で眺めたり、自然や文化や動物なんかにも興味が湧いてくるからスマホで検索してばかりで先に進めない(笑)
バオバブってマダガスカルだけじゃなくてオーストラリアにも生息してるの?!とか、ピノキオってイタリアだっけー、とかね。

日本の頁に紫式部が載っていたのは嬉しかったけど、女子高生っていうのもあって笑えた!

2021年2月25日

読書状況 読み終わった [2021年2月25日]
カテゴリ 絵本
タグ

本巻では、雲隠・匂宮・紅梅・竹河・橋姫までが収録されていました。

大胆なのは雲隠。本来はタイトルだけの帖なのに、式部自身の境遇や物語を紡ぐに至った経緯などが描かれていて、ここからは物語を書く女の物語としてあらためて宇治十帖が始められるのねと、読み手側も気を引き締めなおし心構えができました。
だから語り手が源氏から紫式部へ移っていくのもスムーズに受け入れることができ、さすが橋本源治、とまたもや唸りました。。

本巻で印象に残ったのは玉鬘の奮闘です。
この帖で、平安時代の常識というものを再認識。光源氏はある意味現代的な考え方の持ち主だったので彼を一人称に物語が進んでいくと忘れがちだった当時の価値観が、式部の語りも相まってものすごく浮き彫りになった気がしました。
あとは、源氏と頭中将に対する、薫と匂宮の関係の対比の記述が目から鱗。ひとことでいうと薫と匂宮はお互い無関心が基本なんですって。しっかり意識しながら次を読み進めていくと新たな気づきがありそう予感。
それとか、薫の非常識さと自意識の高さや青臭さなんかを(紫式部が)失笑するような表現が多くてそこも面白く、それに比べて冷泉院のエロジジイぶりはリンボウ先生の訳本の方が強い印象でした。もっと辛辣にいって欲しかったような(笑)
とにかく、いろいろ面白くなりそうな予感がする巻でした。

2021年2月22日

読書状況 読み終わった [2021年2月22日]
カテゴリ 古典

夫が図書館で借りたので私も読んでみました。

「低山歩きの名人が、全国から知名度、歴史などを基準に選んだ百の名低山」というキャッチコピーどおり、眺望にこだわらず、行程の楽しさや文化(歴史)、地元への愛され度合いなんかを考慮して選んだ登山ガイドです。

登山をしていて最近気が付いたことは、百名山は当たり前に素晴らしい、という事です。
コンディションが多少悪くたって、また登りに来よう!という気にさせられるのが百名山なんですよね。

それと比べると、それ以外の山は良し悪しの差が大きい。
快晴で、コンディション抜群であっても楽しくない(爆)山はあると感じます。
そんな時、事前に文化や歴史を勉強していけば、百名山とは違った楽しみ方が出来るなと、本書を読んで改めて感じました。
登山初心者向けの本だと思って読んだけれど、むしろベテランでも楽しめる本なのかもしれませんね。

2021年2月18日

読書状況 読み終わった [2021年2月18日]
カテゴリ アウトドア

知り合いからおすすめされたので読んでみました。

動物や人、そして天体までがかわいらしくたくさん描かれていてまるで図鑑のような様相。
宇宙のこと、地球のこと、生き物のこと・・・大切にしなければならないたくさんの美しいものに囲まれて生きていることに気づかされます。
語り口調もやさしくて癒されました♪

2021年2月17日

読書状況 読み終わった [2021年2月17日]
カテゴリ 絵本
タグ

知人から平野さんの肌断食の本をオススメされそれから軽く実践しているのですが、一度本家の本も読んでおきたいなと思い、本書を手に取りました。

平野さんの本は宇津木式の体験談でしたが、当たり前だけどこちらは宇津木式の効能についての説明が多く、いいおさらいになりました。
とはいえやっぱり全てを実行することは難しいので、ユルく減らしている今の感じを継続する感じに落ち着きそうです。

ちなみに、現在ユル肌断食をはじめて3か月ですが、良くも悪くも劇的な変化はありません。
スキンケアする時間が短縮できたこと、化粧品代が減ったことはよかったけれど、レビューを読んでいると10か月目に肌トラブルが!とか結構書かれているので気は抜けない。ちょっとコワイな。

2021年2月16日

読書状況 読み終わった [2021年2月16日]
カテゴリ カラダ

夫の友人からお借りしました。

下北沢で活動する弱小劇団が、主人公ゆいかを迎えたのをきっかけに、メジャーにのし上がっていくドタバタコメディです。
10年以上前に上戸彩ちゃん主演でドラマ化されていて、それが大好きだったのでめっちゃときめきました♪
牛乳屋さんはフミヤだったなあー、とか詳細まで覚えている自分にびっくり(笑)
とにかく懐かしかった。

ってことで、☆5を付けそうになったけど、よく考えるとかなりベタ。
笑いあり涙ありのドタバタコメディ、ってよくあるキャッチフレーズだけど、キャストもカワイ子ちゃんやデブ、実家は金持ちなイケメン、などお決まりの設定。
更に、メジャーに向かう途中で天狗になったり、劇団内の恋愛モメがあったり、私でも思いつく展開・・・
普通に読んだら安易すぎて引くレベルかもしれません。
あ、もしかしてドラマありきの原作だったのかな。それなら納得する。
青春感はあって爽やかだしね。

2021年2月10日

読書状況 読み終わった [2021年2月10日]
カテゴリ 青春
タグ

夫の友人からお借りしました。
実は再読です。意外と覚えてました。

イジメが起きるのはヒマだから。
ヒマな時間を作らず休み時間も楽しめればイジメは起きないはず!
更に友人のいない子も、休み時間を楽しめれば学校での居場所が出来るはず!
ってことで、休み時間ごとに全校生徒に向かってパフォーマンス繰り返す男の子と、それを演出する女の子のお話です。
友情もテーマで、青春を味わえる爽やかな読後感でした。

2021年2月6日

読書状況 読み終わった [2021年2月6日]
カテゴリ 青春
タグ

知り合いからおススメされたので読んでみました。

おススメしてくれた方は、ものすごく優しいふわふわのお布団のような温かい方なので、この本を読んで納得。
・・・なんですが私には、いいことが書かれてあるのは分かっても、スピリチュアル感が強すぎてちょっと苦手でした。

でも、苦手と言ってはねのけちゃダメよね。

・不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句は言わない。
・投げかけたものが返ってくるので(愛すれば愛される、感謝すれば感謝される、憎めば憎まれる等)自分から投げかけよう。
・心を込めて沢山ありがとうと言おう。

これくらいは意識しようと思います。

2021年1月27日

読書状況 読み終わった [2021年1月27日]
カテゴリ 自己啓発
タグ

シリーズ4作目です。
この本をお勧めしてくれた甥っ子ちゃんと電話で話したらなんと!自分でも物語を書いてみた、とのこと。
ここにも小さなルウ子がいた♪と嬉しくなりました。

本作では、大人になっても夢見ることを忘れられない大人の男性が登場し(大人もすきまの世界に行けるのね!)、大人も物語に救われるお話でした。
物語ってやっぱりいいね。

2021年1月26日

読書状況 読み終わった [2021年1月26日]
カテゴリ ファンタジー

夫が図書館で借りたので私も読んでみました。
我が家もキャンプ歴30年弱のベテランキャンパーですが、オシャレさゼロキャンパーです。
週末土日にカヌーや登山をしたいのだけど、いちいち帰宅するのは効率が悪いのでキャンプ、というのが基本スタンスの我が家。
なので、著者のようなブッシュクラフト等を用い半日かけて寝床を整えたりとか、使いにくいけどカッコイイお気に入りのギアを眺めて楽しむ、といったオシャレ&のんびりキャンプはほぼしたことがありません。いつも日暮れに慌ててキャンプ地に駆け込み、早寝早起きすぐ出発!です…
それなのに、夫がこのような本を好むのはナゼ?と少々疑問な私(笑)。

それはともかく、只今コロナ渦で、飲みに行けないおじさま達が街に溢れ、ひとりになる時間を確保すべく本屋やカフェで長居をしているという報道をみるにつけ、ソロキャンプの需要が高まる理由は分かる気がします。
だから著者の、自分自身の流儀を綴るだけの、ハウツー本ではない本書に共感、しちゃうよねー

2021年1月25日

読書状況 読み終わった [2021年1月25日]
カテゴリ アウトドア

夫が好きそうだなーと思って、図書館で借り私も読んでみました。
東京駅や日銀を設計した辰野金吾の生涯を描いた作品です。

江戸から明治への転換期に建築によって東京を変えてやろうという気概が伝わってきて若さが眩しいと思うと同時に、なりふり構わず突き進む様には共感できず、姑息なヤツめと思ったり、純粋だなあと思ったり、「それでもなんとなく憎めない」と誰しもが思ってしまう人物像というものがとても上手く描かれていていいなと思いました。
また、自分が師を批判したのと同じように晩年若い弟子から批判される、という部分も時代の移ろいや老いを痛感し、そこで青年期の自分を振り返ったりするあたりも人間臭くてよかったです。
それでいて最期は心置きなく皆にありがとう、と告げることが出来、まあそのあたりはフィクションなんでしょうけど、幸せな人生でよかったね、とじーんときました。

そういう意味では面白い小説でしたが、歴史的な建造物を設計するにあたり、彼自身の思いや苦悩、そのデザインに至るまでの経緯なんかには一切触れられておらず、そのあたりは肩透かし。
辰野式というコトバがあるのだからそこはもっと掘り下げて欲しかったです。

あ、あと関係ないけど高橋是清を尊敬しているので、登場してきて嬉しくなりました。本書でも輝いてた。
それと、金吾が死因がスペイン風邪だったなんて・・・現在コロナ渦なのでちょっと衝撃的でした。

2021年1月22日

読書状況 読み終わった [2021年1月22日]
カテゴリ 歴史
タグ
ツイートする