ロマ*さん  未設定  読み終わった 

いろんな人が寄稿しているので、いろんな人が死にたいと思ったりしているんだなあ、死にたいつらさは自分だけが感じる特殊なことじゃないんだなあと目で見てわかる。そして、いろんな人の死にたさや、いろんな生きようとする考え方があって、死にたい気持ちから抜け出す方法もいろいろあるんだなあと思う。
同じこと(死にたいということ)だけを考え続けない、死以外の選択肢になんとかして目をやる方法を自分の中に持つことが死にたくなったときの選択肢なのかなと、通して読んでみて思う。死ぬことも一つの選択肢に過ぎないので、それに固執しなくてもいいということなのかも。行動パターンがたくさんある人のほうが幸福度が高いみたいな話があったなと思い出す。いろいろやったほうが、ひとつのつらさは紛れるのかもしれないし、打開策も手に入りやすくなりそう。いま自分のいる状況が全てじゃない、逃げられるし辞められる、死にたいときも死にたい気持ちが全てではないということを読みながら考えた。
いろんなエピソードが載っているので、そういう読み物としての楽しさ(?)もある。
家庭教師をして、一緒に合格発表を見に行ったところとてもよかった。自分をいじめた奴らの絶対入れない学校に受かるって、ある種の救いみたいな気持ちが湧くし、誰にも言いたくないことを一緒に黙ってがんばってくれたこと、救いだったんじゃないだろうか。
本を渡されて自分がネガティヴだと気がつくエピソードも印象的。自分の見方が変わる、違う視点を得られるというのはすごいことだと思う。きっかけがあっても難しいことだと思う。
これからやろうとすることを既にやった人の話をたくさん読むというのも覚えときたい。

レビュー投稿日
2021年1月11日
読了日
2021年1月6日
本棚登録日
2020年12月26日
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