警視庁総務部動植物管理係シリーズ2作目。今回は長編ですが、須藤警部補薄巡査ともに前作より性格がデフォルメされていると感じました。特に薄巡査との言葉遊び的部分は楽しかったのですが少ししつこく感じてしまったのが残念です。ストーリーは蜂に関する薀蓄が大変勉強になり恐怖も感じながら読み進めました。薄巡査の知識は本当にすごいです。ギヤマンの鐘も絡んで最後まで一気に読まされてしまいましたが事件自体はあっさり目でした。新顔の田之倉刑事がいい味を出しているので是非彼も含めてシリーズの続きをお願いしたいです。
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- 感想投稿日 : 2019年6月14日
- 読了日 : 2014年8月15日
- 本棚登録日 : 2019年6月14日
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