ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

制作 : モートン・ハンセン共著 
  • 日経BP (2012年9月20日発売)
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感想 : 107
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「20マイル行進」、「銃撃に続いて大砲発射」は最高に参考になる。ちょっと深堀したいなぁ。
これって、アジャイルとかリーンの思想と同じ源流なんだろうな。
もっと、早く読んどけばよかった。

-引用-
誰か一個人が10X型リーダーであるかどうかに注目するべきではない。チームとして一致協力することに集中すべきだ。20マイル行進を設定し、達成する。銃撃に続いて大砲を発射する。「死線をさけるリーダーシップ」の建設的パラノイアの基本手法を実践するSMaCレシピを堅持し、必要に応じて変更する。運と正面から向き合う高いROL、つまり高い運の利益率を達成するにはどうしたらいいのかと自問するのだ。

偉大なリーダーは、
1.勝利と同じくらいに価値観にこだわる
2.利益と同じぐらいに目的に執着する
3.成功するのと同じぐらいに役立つことに注力する
活力や規律は、最終的には彼ら自身の内側から生まれたものだ。どこか非常に深い内側から、である。

企業が真に偉大になうかどうか決定づけるカギは人間の手の中にある。たとえどんなに無秩序で不安定な世界にあっても、である。人間に対して何が起きるのかではなく、人間が何をどのように創造し、実行するのかがポイントなのだ。


高いROL(運の利益率)を実現するにはどうしたらいいのか。運イベントに直面したら、それまでの人生を棒に振る覚悟で全力疾走することだ決して妥協してはならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネジメント
感想投稿日 : 2013年6月2日
読了日 : 2013年6月2日
本棚登録日 : 2012年9月14日

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