1980年頃、フランスの大学で教鞭をとっていた著者の旅エッセイ。
京都新聞に連載されたものをまとめたもので、2002年に復刊したという本。
旅の情報が、本だけにととまらず、映像、ネットで溢れかえる中、このエッセイは一人旅の、キレイごとじゃない心の葛藤まで面白おかしく、でもごまかすことなく真摯に真正面から描かれていて、心に残る言葉がいっぱいつまっています。
一人旅って心細くて、自分の弱さや思いもかけない大胆さを実感することができるので、一度やるとクセになる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅行(ガイド・エッセイ)
- 感想投稿日 : 2015年8月27日
- 読了日 : 2015年8月27日
- 本棚登録日 : 2015年8月27日
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