三国志〈3の巻〉玄戈の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2001年8月1日発売)
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感想 : 100
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ついに豪傑・呂布奉先が時代から消える。

男達は己の好敵手と戦い、時に共闘し、認め合った。
たとえ討ち倒さねばならなくとも、そういった相手へは敬意を払う。
そういった好敵手が多いこと、羨ましくさえ思える。

大事なのは己の命ではない。
本当に守らなければならないもの「誇り」
そんな信念を持つ者のことを「漢」と言うのだろう。

曹操(相手方の大将)の命より赤兎を助けることを選び、
降伏よりも、己の誇り「敗れざること」を選んだ呂布の生き様、
見事だった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三国志
感想投稿日 : 2012年7月23日
読了日 : 2012年7月23日
本棚登録日 : 2012年4月16日

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