「ゲーテルの不完全性定理」というと、私は「数学の問題には真偽を証明できない
問題もあって、ある問題が証明できるかできないかもわからない問題もある」
という理解をしてて、プログラマとしては停止問題を通して割と簡単に
理解できてたつもりだったのだけど、実際のゲーテルの証明は実に
長いものだった、ということを初めて知った。
プログラムをデータとして扱う、というフォン・ノイマン以前では、
自己言及を証明に持ち込むにはこんなに面倒なことが必要だったんだなあ。
フェルマーの最終定理と違ってきっちり証明しているけど、さすがに
読み飛ばした。
毎回むかむかしてたストーリー展開の部分では、今回は全然むかむかしなかった。
行動がパターン化してきて、リアリティを失ってきたからかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年3月7日
- 読了日 : 2010年7月12日
- 本棚登録日 : 2019年3月7日
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