僕は、そして僕たちはどう生きるか

4.06
  • (187)
  • (179)
  • (98)
  • (18)
  • (8)
本棚登録 : 1469
レビュー : 274
著者 :
ari3apeさん 日本文学(ハード)   読み終わった 

作者がどうしてこの本を書こうと思ったのかが知りたくなる作品だ。
作家によってはあとがきがあって、「なぜ、今これなのか」が分かりやすい場合もある。でも梨木さんはあとがきを書かない人だから、そこも読者の受け取り方によって違ってくるという遊びがある作家のように思う。

タイトルの通り、「僕は、そして僕たちはどう生きるか」がテーマだ。

人は時として、AじゃなくBが本当は正解だとしても、それを集団がAでよしとすればそれがあたかも正しいかのように主張する。
それをBだと主張する人間ははじかれるし、おかしいと判断されてしまう。
出る杭はうたれる。

それを、周りに流されずに自分が感じたアンサーを答え続けられる人が先駆者になったり、一握りの特別な人になっていくんだろう。

本にも書かれていたが、人は1人では生きていけない。
それは正しい思う。ただ、生まれてくる時も死ぬ時も人は1人だとも思う。
今の私にとっては、群れのなかでしか人が生きられないということは残酷な真実のように感じた。

追記:児童文学だけど大人向けの本だと思う!

レビュー投稿日
2013年8月10日
読了日
2013年8月10日
本棚登録日
2013年7月29日
5
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』のレビューをもっとみる

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』にari3apeさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする