実の母親に8歳まで育児放棄されて、言葉も喋れずトイレトレーニングもできていず、発達年齢はほとんど1歳以下、という少女を養子にした家族の実話。
非常に心打たれる話ではあるんだけど、アメリカとの文化の違いに驚くことが多かった。3回めの結婚でようやく安定した家庭を築き、自分の子と相手の子合わせて5人を育て上げ、その上さらに養子がほしいという気持ち。犬や猫をもらうみたいに(実際には本書にある通りそんな簡単なことではないのだけど)顔写真とアピールポイントを示し、話を進めることが可能な子には"Available" と表示されるインターネットの養子斡旋サイト。
でもとにかく、この夫婦と末息子の愛情深さと根気には本当に頭がさがる思い。子供たちに幸あれ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2018年12月6日
- 読了日 : 2013年8月10日
- 本棚登録日 : 2018年12月2日
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