間奏曲的ディベルティメント 富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 (角川ルビー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月1日発売)
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感想 : 15件
シリーズ外伝
シリーズ15周年スペシャル外伝集
『愛とクッキングナイフ』
ロン・ティボーに挑戦する悠季の食欲(と性欲)が落ちた悠季のためにあの手この手で特別メニューを捧げる圭の涙ぐましい努力の数々(笑)
――お弁当を持たせるのがすごい!あと、すっぽん!朝からの幾多のメニューも。
『噂の姫君―桐院小夜子様の憂鬱』
ハーバード留学中の小夜子の様子。
――折しも圭のスキャンダル記事が出た頃の話。ジャーナリスト志望のルームメートが今後の圭達に取って何らかの助けになるといいのだけれど。
『招かれざる十六人の客が来た日』
チャイコンでソリストとしての大役を勤めた悠季とその開花を受け止めきれなかったと自覚した圭の翌日、フジミの学生団員が訪ねて来て…。
――一気にカミングアウトしてビックリ!こうやっていろんな人が知っていくんだね。
『カルネヴァーレ』
悠季の31回目の誕生日をヴェネツィアで過ごすべく用意する圭の話。
――衣装やゴンドラまで用意する金持ち恋人。うらやまである(笑)
今回エチらしいエチ無し。さすがに物足りない。
文庫化15周年記念の後藤星さんのイラスト集を中心にした記念ブックと同時発売だったらしい。
ただ。
第4部から代わったレーターさんだけど、やっぱり違うよなぁって思ってしまう。圭には不遜さが足りないし、悠季には魅力が無い。まあこれは言っても仕方ないか、好みの問題だし。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月8日
- 読了日 : 2013年5月8日
- 本棚登録日 : 2013年5月8日
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