なぜネギ1本が1万円で売れるのか? (講談社+α新書 835-1C)

  • 講談社 (2020年10月22日発売)
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感想 : 13
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それは、それだけの価値があるものだから
です。

年に数本しかつくれず、他のどのネギより
立派で美味しく、甘いネギなので需要もあ
るそうです。

ただ、それだけがビジネスの目的ではなく
真の狙いは「他のネギも高く売ることがで
きる」点です。

「ちょっと高いけれど、これだけ美味しい
立派なネギを作っているのだから、他の普
通のネギも美味しいに違いない」とお客様
が思ってくれる、それが戦略です。

さくらんぼやブドウのような果物と違って
野菜、特にネギは品種や等級もなく、価格
は単なる収穫量に左右されるだけです。

そこにブランドされたものを作り上げれば
それは注目を浴びるのは当然です。ビジネ
スの王道です。

そんな王道のヒントを学べる一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネスと生き方
感想投稿日 : 2022年2月9日
読了日 : 2021年4月8日
本棚登録日 : 2021年4月8日

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