日本外食全史

著者 :
  • 亜紀書房 (2021年3月10日発売)
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本棚登録 : 217
感想 : 17
5

外食の歴史は古いです。

しかし日本人総グルメ化し、産業となった外食
の歴史は、ここ50年くらいしかない、という
説に異論を唱える人はいないでしょう。

では50年前に何があったのでしょうか。
そう大阪万博です。

この大阪万博で、現在のロイヤルホストの前身
であるいわゆるファミリーレストラン、ファー
ストフードなど、日本人にとって「未知」の味
が登場しました。

そこから数多くの「ブーム」を経ながら現在の
外食産業にたどり着いています。

この本ではその外食産業の全てを扱っていると
言っていいです。

現代の日本では、あらゆる料理を外食すること
ができますが、本当にその全ての料理の外食に
おける変遷を網羅しているのです。

そして現在のコロナ禍における立ち位置につい
てもです。

600ページからなるこお全史は、全史本の歴史
にも残るであろう一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 食です
感想投稿日 : 2021年6月21日
読了日 : 2021年6月15日
本棚登録日 : 2021年6月15日

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