副題に「捏造と熱望の日本食」とあります。
熱望は刺し身の方です。
流通が豊かではない時代に新鮮な魚を食べる
ことができたのは、海沿いに住むほんの一部
の人だけだったはず。
それが日本食として誰もがその存在を疑わな
い刺し身は、日本人がその料理を「熱望」し
たからです。
何とかして海沿いの人たちと同じ料理を食べ
ることができないか。それを求め続けた故の
食べ物が刺し身です。
一方でジンギスカンは作られた料理と言われ
ます。
日露戦争で防寒に必要な羊毛=ウールは何と
しても日本で自前で作る必要に迫られました。
そこで牧羊が国主導で奨励され、ついでに
羊肉も食されるようになりました。
あの「チンギスハ-ンが遠征中にヘルメットを
使って焼いたから、鉄板はこんな形をしてい
る」という伝説と共に・・・・。
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カテゴリ:
食です
- 感想投稿日 : 2020年7月1日
- 読了日 : 2019年4月18日
- 本棚登録日 : 2019年4月18日
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