最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2019年3月28日発売)
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二宮作品としては計9冊目の読了となりました。

気になっていた1冊ですが、まさかまさかのノンフィクション。

日本で最難関だと思っている東京大学の更に3倍の入試倍率である東京藝術大学の学生に対して行ったインタビューをもとに纏められた潜入ルポ。

いやぁ~、まさにカオスです。

「芸術は爆発だ」って、こんな感じなのかな(^^;

音楽や美術って、私には縁遠いもの。

最近になって少し興味を持ち始め、現代美術に触れることもしてみました。

芸術家って、どこか変って思っていましたが、ここまで1つのことに没頭出来るってある意味で羨ましいなぁって思います。

仕事で関東に来て約1年。

その気になれば生まれ育った関西よりも多くの美術館や博物館、展覧会にコンサートやイベント等々、触れられる機会は多いと思います。

緊急事態宣言が解除された後に足をのばし様々なものに五感を震わせてみたい。

機会があれば「藝祭」にも行ってみたいと思いました。

説明
内容紹介
やはり彼らは、只者ではなかった。入試倍率は東大のなんと約 3 倍。しかし卒業後は行方不明者多発との噂も流れる東京藝術大学。楽器のせいで体が歪んで一人前という器楽科のある音楽学部、四十時間ぶっ続けで絵を描いて幸せという日本画科のある美術学部。各学部学科生たちへのインタビューから見えてくるのはカオスか、桃源郷か? 天才たちの日常に迫る、前人未到、抱腹絶倒の藝大探訪記。
内容(「BOOK」データベースより)
やはり彼らは、只者ではなかった。入試倍率は東大のなんと約3倍。しかし卒業後は行方不明者多発との噂も流れる東京藝術大学。楽器のせいで体が歪んで一人前という器楽科のある音楽学部、四十時間ぶっ続けで絵を描いて幸せという日本画科のある美術学部。各学部学科生たちへのインタビューから見えてくるのはカオスか、桃源郷か?天才たちの日常に迫る、前人未到、抱腹絶倒の藝大探訪記。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
二宮/敦人
1985(昭和60)年東京都生れ。一橋大学経済学部卒業。2009(平成21)年に『!』(アルファポリス)でデビュー。ユニークな着眼と発想、周到な取材に支えられた数々の小説を世に送り出し人気を博す。著書多数。『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常』が初めてノンフィクション作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年2月17日
読了日 : 2021年2月17日
本棚登録日 : 2020年4月19日

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