子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

4.07
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本棚登録 : 5750
レビュー : 641
著者 :
ありんこゆういちさん  未設定  読み終わった 

とんでもなく衝撃を受ける箇所で仕事に向かわなければならなくなったので、仕事モードにするのがとても難しかった。なんというか胸が一杯になる物語だった。勧善懲悪が基本的に好きな自分自身が、憎むべき犯人まで受け入れてしまう事に驚き、また違和感を覚えています。
トリックや辻褄等に穴がたくさんあるのかもしれないけれど、この大きな風呂敷に明いている穴はとても美しいです。あまりに綺麗に穴が沢山明いているので模様に見えているのかも。愛おしい物語でした。

以降ネタバレです



















































もう浅葱と月子が2人で向き合うシーンではあまりにも感情移入し過ぎて「逃げて!月ちゃん逃げて!」と心で叫んでいました。本当に叫んでいたらきっと通報されていたでしょう。その後で月子と孝太が兄妹だったと分かった時の浅葱の衝撃!嗚呼なんでわからなかったのよ・・・。ていうか救急車だけでも呼べよこのヘタレが!!うおーっというところまでが昼休み。もうね、弁当味よくわからなかったですよ本当に。
結構まだページがあるのにこの大事件だったのでこのあとどうなるのか辛くて辛くて。。。ひょっとして月ちゃん不在のまま終わってしまうのではいかと思ってびくびくしながら読んでいました。
ふう・・・何とか一命は取り留めたのかと一息ですよ。ほんと辛い。
それにしても日向子さんの結婚のシーンで、見送った後に月子が号泣するシーンでは胸がぎゅーっとなって私泣きました、ええ泣きましたとも。なんて心優しく誇り高い子なのでしょうか。

謎解きと翼君の話はまあおまけみたいのものですが、エピローグがまたよかったですね。これも勧善懲悪派としては不本意ですがとてもいい終わり方でした。

レビュー投稿日
2015年9月21日
読了日
2015年4月2日
本棚登録日
2015年9月17日
2
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