スキップ (新潮文庫)

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本棚登録 : 4296
レビュー : 554
著者 :
ありんこゆういちさん  未設定  読み終わった 

内容(「BOOK」データベースより)
昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。

17才から一気に42才になったらそりゃ可哀想だわー。しかも自分の親がそれを言い出したら間違いなく若年性アルツハイマーをまず最初に疑うと思います。心は少女、体は大人ってコナンの逆ですからね。人生が25年くらい短くなっているようなもんですので、あらゆる意味で悲惨です。でもこの話好きなんですよね、自分も40才を過ぎた今、振り返ると不器用に生きていた17才の頃の自分が愛おしいんですよ。で上手く立ち回れるようになった自分も好き。
この話みたいに時空をすっ飛ばして大人になってしまったら、自分の人生に何の愛着も持てないだろうと思います。北村先生やさしげだけど意外と容赦ないです。

レビュー投稿日
2018年4月3日
読了日
-
本棚登録日
2018年3月7日
2
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