妻に捧げた1778話 (新潮新書)

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本棚登録 : 1470
レビュー : 179
著者 :
ありんこゆういちさん  未設定  読み終わった 

僕が青春時代、既にオールドタイプのSF作家という認識でいました。何冊か読んだ事はあると思うのですがあまり覚えておりません。(不定期エスパーシリーズを読んだ記憶があります)
本作はカズレーザーさんがアメトークの読書芸人で紹介した事で一気に広がったと思うのですが、(僕も見ていました)メチャクチャ感動する泣ける、という方向の紹介だった為泣かせて欲しい症候群の人々が群がったのがとっても残念でした。
淡々とした筆致で奥様との日々を語り、短編を淡々とつづる。
長い時間を共有した夫婦だからこそ醸し出せる奥深い空気感。
誰にでも訪れる別れに、わが身を置いてこそ感じるしんとした切なさ寂しさ。
最後の一文に込められた感情に背筋が伸びます。自分もこんな風に配偶者に向き合いたいと強く想いました。

「感動するって聞いたのに泣けませんでした」というようなレビューを書いている人が沢山いるのにびっくり。どれだけ慟哭したいんだよとガックリ来ました。

レビュー投稿日
2019年6月17日
読了日
2019年6月14日
本棚登録日
2019年6月14日
5
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