「本をつくる」という仕事 (単行本)

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本棚登録 : 533
レビュー : 39
著者 :
ありんこゆういちさん  未設定  読み終わった 

本というのは不思議なものです。嗜好品のようでいて、世の中ではとっても重要なものと認識されてもいて、意識して手に取らない限り一生関わらない本が大多数を占める。それだけ沢山の本があるのに街中で本読んでいる人なんて一握りで、誰が消費しているのやらさっぱり分からない。本作りに携わっている人は(売り手も含め)殆ど求道者のような扱いで、とてもじゃないけれど経済活動しているように感じられない。
一部の話題の本や映画化された本以外は本当に地味に展開されていて、本好きではない人にアピールする方法なんて思いつきもしないです。そう考えると王様のブランチって大事だなと思います。
そんな中で、まさに本作りの裏方中の裏方から、書き手まで本を作り事に関する手が沢山描かれています。
紙までは何とか認識していましたが、書体迄作らなければならないという所で頭叩かれたようなびっくりが有りました。そうだ、本もPCも携帯もまず字が全部作られ登録されていない限り使えないんだと思ったらば、この駄文を何気なく打っている事が申し訳ない位です。何万語という字を一つ一つ検証するなんて考えもしませんでした。
紙も今となっては中性紙が普通ですが、ここ数十年に確立した技術なんですね。その技術が有ればこそ読めているんだと思うと、ひたすらひたすら感謝感謝です。

レビュー投稿日
2018年9月18日
読了日
2018年9月18日
本棚登録日
2018年9月18日
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