駒子さんは出世なんてしたくなかった

著者 :
  • キノブックス (2018年2月28日発売)
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本棚登録 : 392
感想 : 60
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この人の書いた「書店ガール」が大好きでした。1巻だけは女の醜い争いという感じで好みではありませんでしたが、それ以降は出版業界と書店業界を憂う佳作だったと思います。マンネリにならず毎回違った切り口で書いてくる辺り僕は評価していました。
ドラマ化された頃は知名度ありましたが、次第に知名度が無くなって最終巻手前では本屋で探すのも大変でした。
本作は出版会社を舞台にしていますが、どちらかというと純粋なお仕事小説です。意図せず出世街道に乗ってしまった女性が、家庭と仕事の両立で悩みながらフェアな方向で解決していく安心感のある本です。
子育て世代や介護世代の人材をどうやって生かしていくか、という所をクローズアップしているので、こんな女性上司がいたらと思う人も多いのではないでしょうか。都合が良すぎの部分も有りますが、スッキリめの話で嫌いではないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年10月8日
読了日 : 2019年10月6日
本棚登録日 : 2019年10月6日

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