探偵ガリレオ (文春文庫)

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本棚登録 : 23382
レビュー : 2047
著者 :
有坂汀さん  未設定  読み終わった 

警視庁捜査一課の草薙俊平と帝都大学理工学部物理学科の名物助教授・湯川学。このコンビが常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作です。原作には原作の面白さがあります。

この本を読もうと思ったきっかけは以前テレビで僕がずっとみたかった「容疑者xの献身」の映画版が放送されていたんで、それでもう何年も前に確か読んでいたような気がしているのですが、いい機会だと思って読み返していたんですよ。この話には柴咲コウが演じる内海薫という女性刑事は出てこないんですが、ドラマの影響でどうしても湯川学=福山雅治で草薙刑事=北村一輝なんですよね、それで一連の話をイメージしながら読んでしまいました。

ドラマ版とは若干違いますが、原作は原作での奥深さがありました。特に、湯川と草薙の大学の同級生で同じ部活の同期という男同士の遠慮のないやり取りが大好きですね。いや、ドラマ版の内海刑事とのやり取りもあれはあれでいいんですけどね。この話はいわゆる短編集なんですが、これだけのことを詰め込んできっちりと完結させられる作者の力量にも脱帽です。

ちなみに僕が好きだった事件は『爆ぜる』の最後に語られた学問に対する覚悟を登場人物の教授が口にした場面でした。あの場面に凄みを感じた僕はおそらく変わっているのでしょうがそれを受け入れるとこのできる人間には、どうやらなったようです。

レビュー投稿日
2011年11月15日
読了日
2011年11月15日
本棚登録日
2011年11月15日
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『探偵ガリレオ (文春文庫)』のレビューへのコメント

kinshowさん (2011年11月18日)

 すごい読書量ですね。素晴らしい。最初の棚から興味深い本が多いのですが、2番目の本棚にガリレオのレビューがあったので拝読しました。「爆ぜる」って何話目だったか今思い出せないのが残念ですが、大変興味深いのでビデオで観ようと思います。「容疑者xの献身」の映画版は僕も大好きです。泣いてしまう。

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