のはなしに~カニの巻~ (宝島社文庫)

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本棚登録 : 328
レビュー : 36
著者 :
有坂汀さん  未設定  読み終わった 

大人気のエッセイ集書籍化第二弾です。ものすごく笑えてちょっぴり彼の歩んできた人生に思いをはせる。でもやっぱり馬鹿馬鹿しくて笑える。気持ちが沈んだときにこの本を読むと元気が出ますよ。

僕はこの本についての話を書いたと思っていたら、昨日自分で自分の書いた記事を見直していたときにこの本について書くのをすっかり忘れたことに気づいて、前に読んだこの本をもう一度読み直して、いまここでこうしてこの記事を書いているのですが、やっぱり面白いんですわ。この人が書く文章。やっぱり、落語のエッセンスが体に叩き込まれているからなのでしょうか?彼の文章にはきちんと落ちがあって、抑えるところはきっちりと抑えてある。そして笑える。すごくいい本です。でも自己啓発とかの役にはまったく立ちません。

この本に収録されている話の中で僕がいちばんすきなのは『プロポーズの話』で、伊集院光がいまの奥様にプロポーズしたときのエピソードがつづられているのですが、いい話だなぁと思うとともに本人曰く『ぶさいくがかっこつけてもしょうがない』や『イレギュラーに弱い』という反省箇所は、僕も思わずうんうんとうなずき、奥様が
『私はここで殺されるのでは!?』
とあとで伊集院に語っていたところにお笑いしつつ、僕もこういう夫婦になってみたいものだなと、まだ見ぬ伴侶を思っては、そんなことを考えていたのでした。

伊集院ファンはもちろんのこと、初めて彼を知るきっかけとしても非常にいい本だと思っています。できれば、このシリーズを全巻を通して一気に読んでいただけると面白いかと思われます。

レビュー投稿日
2011年8月31日
読了日
2011年8月31日
本棚登録日
2011年8月23日
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