スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

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本棚登録 : 2251
レビュー : 232
制作 : 外村 仁 解説  井口 耕二 
有坂汀さん  未設定  読み終わった 

世界経済が雪崩を打って崩壊しているときに、なぜ彼と彼の率いるアップルは大幅な躍進を遂げることができるのか?その疑問に対する答えがここに記されております。

この本は僕も以前紹介させていただいた大ベストセラー『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』の著者によるジョブズ本の第二弾です。「ジョブズならどうするか?ジョブズならどう考えるか?」シンク・デファレントと世界中に向けてメッセージを出した彼の中に停滞した現状を打ち破っていくヒントが見出せるかと思います、そこには大なり小なりの「イノベーション」を起こす鍵があり、パーソナルコンピューター。エンターテイメント。音楽。デジタルコミニュケーション。そして。小売業の世界で歴史を塗り替えた記録を次々と打ち立てて、今もなお世界に影響を与え続けている彼の姿を7つの法則にまとめたのが本書です。

具体的には
法則1:大好きなことをする(キャリア)
法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)
法則3:頭に活を入れる(考え方)
法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)
法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)
法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)
法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)

というもので、シンプルさを突き詰めた果てにエレガンスな物が出来上がる、という彼の哲学を詳細に解説してくれております。僕が特に好きな箇所は「大好きなことをする」ということと、「宇宙に衝撃を与える」という途方もないビジョンと「現実歪曲フィールド」と呼ばれるどう考えても実現不可能なことでも彼にかかると「できる」と確信させてしまう特殊能力。「製品を語るな、夢を語れ。」という顧客に対する姿勢。

そして「めちゃくちゃすごい体験をつくる」というくだりは大きな影響を受けましたし、彼のようには行かなくてもこういうところを自分に取り入れていけば、「なにか」を変えていくことは僕たちにもできるのではないか。そういう勇気がわいてくる本でございました。国際経済が低迷しているこの十年間を逆行するようにアップルが飛躍を遂げている事実。その事実を踏まえてこの本を読んでいただいて、それぞれの日常に「イノベーション」を起こす、ということができれば、そして僕自身にも「イノベーション」を起こすことができるようになるのならば、少なくともこの本に出会った価値があるというものです。

レビュー投稿日
2011年12月21日
読了日
2011年12月21日
本棚登録日
2011年10月11日
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