お金の探求。 (セオリーMook)

  • 講談社 (2008年11月1日発売)
4.00
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 4
3

中原 圭介/サブプライム問題と世界金融危機を予測した→『仕手株でしっかり儲ける投資術』
「少子高齢化と輸出依存体質」
・・・大量の移民を受け入れず、日本は先進国の中で最も早く人口減少社会に突入するので、
輸出主導の経済は続くでしょう。日本は外貨を稼ぐしか道はありません。
でも世界的に人件費が上がってしまうと、安くモノが作れる場所がなくなります。
行き着く先は薄利多売でしょう。
・・・構造的にも個人の資産面でも低成長社会、横ばい社会です。サラリーマンの給料も上がらないでしょう。
国民の収入が伸びず、国の成長率が下がる、その最終形態が低成長社会です。
・・・国内で高い税金を払い続けることが嫌になり、ある程度のお金を持っている人は、
海外に移住するかもしれません。企業も本社を海外に移すかも知れません。
高額所得者と高額納税企業が国内からいなくなると、国の財政はパンクするでしょう。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年2月20日
本棚登録日 : 2009年2月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする