密室に向かって撃て! (光文社文庫)

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本棚登録 : 1484
レビュー : 134
著者 :
よもぎさん ミステリー小説   読み終わった 

烏賊川シリーズ第2弾。一旦嵌ると次々に読みたくなるのは本当に不思議ですね。

烏賊川市でまたもや一波乱。
市警の失態で行方知れずとなったひとつの拳銃が、ホームレスの射殺事件と名門一家の屋敷における謎の殺人事件を引き起こしてしまう。
情けない理由から金銭的に困窮していた我らが名探偵鵜飼は、前作の名脇役二宮朱美に背中を押されて、弟子である(?)戸村と共に事件の真相究明に乗り出すことになった。
相変わらずのコミカルな展開と、負けず劣らず洗練された伏線がわくわくを誘う「お笑い本格ミステリー」。

まさかの二宮さんレギュラー投入で、いい意味で話に主観的なツッコミが入り、引き締まったような気がします。
前作よりも鵜飼探偵の活躍が顕著になることで、なんとなくシリーズの流れが確立されてきました。
あくまで日常的な弛緩した雰囲気の中でミステリーの伏線はきちんと張られており、読み応えがあるのが素晴らしいです。
解説にもありましたが、一冊・二冊…と読めば読むほど魅力を感じる作品だと思います。

レビュー投稿日
2012年12月26日
読了日
2012年12月26日
本棚登録日
2012年12月26日
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