なぜだろう、もうこの雑誌を手に取る気にもならない。一年前までは貪るようにして読んでいたのに。学生という身分でなくなり社会に爪弾きにされお前はもうエリートになれないという烙印を押してくる重圧に耐えられなかったことが原因なのだろうと思う。そもそもブルーワーカーや雑務をこなす程度の社員はこの雑誌のターゲットではないのだろう。学生の頃は意識を高く持つこと、公の為に働くこと、理想を持つこと、日本を社会をどうして良くか考える事、そのすべてが許された、でも今はそれすらも許されない。それが原因だと思う。もうひとつ考えられるのは、この雑誌は次代を生きる人間のために書かれているものではなく、今をやり過ごすビジネスマンの為に書かれているかもしれない。これを編集している人間もそうなのだからそういう側面もきっとあるだろう。唯一と言っていいくらい発刊を楽しみにしていた雑誌なのに、楽しめなくなって残念だ。
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- 感想投稿日 : 2013年2月27日
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
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