個性的な登場人物の多い「花・花」ですが、その最たる人と思っている芳年さん登場。
いやー、彼を見ていると私は「野村○斎氏」を思い出して仕方がありません。
それでも、その芳年さんを上回る航さんがいるんだから、この世界は深い…。
さて、韓国での公演の話がこの本のメインですが、ニューヨークでの話より、韓国の話の方が好きです。
この韓国の人たちの、良くも悪くもハッキリしているところはいいなぁるそして柔軟性高い!
全てがそうだとは思えないけど、少なくともこういう気質はあるんだっていうことが望みになればいい。
でも、この当時はまだ冬ソナブームもなく、韓国は対日感情の厳しい国でしたから、今のこの韓流ブームが来るなんて、思いもしなかった頃だよね。
その中でこうした絆が気付けた後に、あのブームが来たら、この公演に参加した人たち、みんなすっごく嬉しかっただろうなぁ。
なんてほんわか読んでいたら、最後の最後に大きな爆弾が…!
侮れません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2010年6月11日
- 読了日 : 2010年6月11日
- 本棚登録日 : 2010年6月11日
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