心の友。
主人公の思考パターンが自分そっくり。
いつも枕元に置いていて、なにか自分の良くない部分をさらけ出して誰かと共有したい気分になったとき、ちょくちょく読み返してる。
再起に向かう場面ももちろん素晴らしいけど、特にアル中に堕ちていく過程がたまらない。よくぞここまで腑に落ちる表現をしてくれました!て思う。
『おれは口の片一方では、
「くだらない売文稼業で」
と苦笑いしてみせながら、もう半分の口元では本気の笑みを浮かべていた。』
ああ、そうだよ、そのとおりだったさ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心の友
- 感想投稿日 : 2014年8月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年8月25日
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