神様のカルテ

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本棚登録 : 8657
レビュー : 1591
著者 :
asa.comさん 和書   読み終わった 

夏目漱石を愛する医者、栗原一止。
大学病院の医局制度から背を向け、信州の本庄病院で激務に明け暮れる。。。

変人扱いの医者だけど、いつも患者のことを真剣に考えているイチ。

「いちいちの死に涙を流してなどおられぬのだ」と自分に言い聞かせながら、
「私は悲しむのが苦手だ・・・・・・。」と辛い気持ちを見つめながら、それでもやっぱりまた生死に立ち向かう。

カメラマンのイチの細君は重い機材を背中に世界の山を飛び回る。
でも気持ちはふんわりといつもそばにいて、イチの気持ちとともに暮らしている。

そしてイチ夫妻が住むオンボロアパート御嶽荘の住人、男爵と学士。
イチの朋友の外科医次郎、そして看護師の東西さん、と水無さん、
イチの大先輩医師である古狐と大狸・・・。

命と医療。
人間の関係について考えさせられる物語です。

病気ってなにかな。治すのは医者じゃなくて本人の力だもの。
最先端医療も大切だけど、人間同士の関係が一番の力になります。
たとえ最後を迎える運命だとしても、どう生きたかを診てくれるお医者さんは素敵ですね。

レビュー投稿日
2011年8月15日
読了日
2011年8月15日
本棚登録日
2011年7月26日
3
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