- 夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話
- 吉澤康子
- 平凡社 / 2019年11月22日発売
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そう変わった話はなかった気がする。
「かしこいモリー」「三人ばか」「赤鬼エティン」など、ろうそくにある話も多かった。
ろうそくの訳のほうが語りやすい気がするのは、語っているからか?
2021年1月25日
エイキンはファンタジー作家だと思っていた。
語りに使えるかと思って、短編集を読んだのだが・・・
ホラーだったり、ブラック系の話で、ちょっと戸惑った。
余韻のある何とも言えない面白さもあるけれど、ぞくぞくっとする話も多くて(笑)、でも、こういうドキッはそれなりにいいかも。
2021年1月19日
- タンタンタンゴはパパふたり
- ジャスティン・リチャードソン
- ポット出版 / 2008年4月16日発売
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実話なんだ!
結構、衝撃!
そんなこともあるんだなあ・・・
とってもあったかくて幸せになりました。
こんなふうに人間の世界も受け止められたら、世界は住みやすいのにね。
2021年1月11日
- 詩歌川百景 (1) (フラワーコミックス)
- 吉田秋生
- 小学館 / 2020年10月9日発売
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海街つながり。
血のつながりのつらさ、その意味するもの、これから語られていくんだろう。
2021年1月5日
- ラヴァーズ・キス (小学館文庫)
- 吉田秋生
- 小学館 / 1999年8月7日発売
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藤井朋章、海街の朋章と微妙に違うから・・・
他の人も海街のキャラとかぶりながら、でも違う。
だから、海街は完全なこの先の物語ってわけじゃない。
ほぼ17歳の話だから、切っ先が鋭い。
背景がはっきりとは語られないけれど、17歳なんて、そんなものかもと思える。
2021年1月5日
結構、面白かったのだが・・・
ちょっと実話もあったりして、と想像しながら読むのは面白かった。三者三様の生き方も考え方もさもありなん!という感じで楽しんだのだが、評価が低いのは、結果がもうひとつ気に入らないから。
時代の空気とか、その時その時の価値観とかよく汲み上げてると思うし、読ませるし、いいと思うのだけれど、
なんか、これじゃあ、クリスマスケーキじゃあるまいし、24歳までに結婚して寿退社した女の一人勝ちじゃないか!
じゃあ、どうすれば?というのはないのだけれど、その時代を生きた女としてはもっと違った生き方を見せてほしかった。
2021年1月5日
- くつやさんとはだかのこびと (世界の絵本ドイツ・スイス)
- グリム兄弟
- 講談社 / 1971年6月10日発売
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グリムのよく知られた話。
新版「こびととくつや」と同じ絵、訳者は違う。
あわせて、いいとこどりしたいかな。
2020年12月26日
- こびととくつや―グリム兄弟の童話から
- グリム
- 平凡社 / 2002年2月1日発売
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「くつやさんとはだかのこびと」新訳。
よく知られたグリム。
開きが反対になって、こっちは横書きで左綴じ。
全部の言葉が平仮名。
2冊の訳を合わせていいとこどりしたら、いい訳になりそう。
2020年12月26日
こういう話が好きなので★4つ。
ちょっと出来過ぎ。
でも、そんなふうに生きてるすべての者たちが森を作っていったらいいよなあ。
2020年12月26日
- わたしのいるところ (新潮クレスト・ブックス)
- ジュンパラヒリ
- 新潮社 / 2019年8月23日発売
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悪くない。
けど、ここじゃないどこか、そんなところに行きたいとしょっちゅう思っている身としては、・・
たんたんとした文の中に様々な心の動きがよく書き込まれている。
ほんと、人って単純じゃないんだよ!
2021年1月5日
- ママはかいぞく
- カリーヌ・シュリュグ
- 光文社 / 2020年3月24日発売
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5歳の子に乳がんを伝える。
どう伝えるか?
よくできた絵本だ。
絵本を読みながら、自分の状況を話していったら、子どももよくわかって応援してくれるだろう。
つらい実情や現実だけを伝えるだけが真実を話すということではない。
2020年12月19日
いいなあ!
語りたいと思うけど、ちっと長いかな。
純粋に芸だけで生きていく。
欲得なく。
人を、イエスさまも喜ばせるために芸を披露する。
その純粋さが心をゆさぶる。
2020年12月19日
宮沢賢治独特の言葉遣い、赤羽末吉の幻想的な絵。
言葉が抽象的で、きれいで、私はちょっと苦手だけれど、心地よかった。
奥底にある優しさがほんのりと感じられる。
2020年12月19日
私はこういう、優しさにあふれた静かな話が好き。
言葉を使いすぎず、そっと寄り添うところもあってホッとする。
世の中的には一時期の「行け!行け!」みたいのがなくて、どうなんだろうね。元気がないと評されるのか、こういう世の中なんだよって言われるのか。
いずれにしても今の時代が生んだといえるんじゃないだろうか。
2020年12月19日
- うみのおばけずかん (どうわがいっぱい)
- 斉藤洋
- 講談社 / 2013年6月26日発売
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斉藤洋はおもしろい。
ギャグ満載で、子供たちも楽しめる。
でも、だいじょうぶ!
お化けたちの倒し方がユニーク(笑)
最後の「ゆうれいせん」
さっさと逃げましょう!なんて、笑っておしまい。
2020年12月10日
- 妻のトリセツ (講談社+α新書)
- 黒川伊保子
- 講談社 / 2018年10月20日発売
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そうそうそう
って何度も言いながら、吹き出しながら読んだ。
だからって、何かが変わったりよくなったりするわけではないけれど、世の中、似たような話はたくさんあるらしい(笑)
2020年12月10日
伊坂らしい、微妙な言い回しとか思わせぶりな会話とか。
余韻のある展開。
2020年12月10日
- こどものとも 年中向き 2017年 01 月号 [雑誌]
- 福音館書店
- 福音館書店 / 2016年12月5日発売
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中国の昔話
佐々木マキさんの絵はいつも楽しい。
話も楽しかった。
語るにはもう少しってとこかなあ。
こいぬとトラの「ぱくり、つるり、するん」
リズムに乗れそう。
2020年12月3日
- 十年屋 時の魔法はいかがでしょう?
- 廣嶋玲子
- 静山社 / 2018年7月11日発売
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小学校高学年の女の子が好きそうな話。
だいたい2本足で歩くオレンジの猫って!
ちょっと変わった言葉遣いも女の子がまねしたくなるかも。
うーん、
かわいくてほっとする話。
2020年12月3日
えっ!って思うような結末だったが、まあ、おもしろかった!
まあ、途中で「そうかな?」って思うところもあったけど。
一輝の側から考えれば、ちょっとあり得ないことだらけで、
菜穂の側からみれば、すべてが回収されていく結末で・・・
ちょっと一輝はどうなんだろう?ってとこかなあ。
2020年12月1日
- ペチューニアのクリスマス
- 作・絵:ロジャー・デュポワザン訳:伏見操
- 復刊ドットコム / 2012年11月9日発売
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1978年版乾由美子訳佑学社出版
2012年版伏見操訳復刊ドットコム
本自体の大きさも微妙に違う。
絵もカラーページが多くなって全体におしゃれ。
訳はもちろん違う。
それぞれによさがあって好き好きだが・・・
白黒は素朴さがあり、訳もそれに似あっている。
カラー版はちょっと説明っぽい文、その分わかりやすいかも。字が小さいのは残念。
私としては、絵本を小さくしてほしくない。
話は楽しい。
2020年11月26日
- 世界のはての少年
- ジェラルディン・マコックラン
- 東京創元社 / 2019年9月20日発売
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訳が硬いのかな、読みにくかった。
確かに史実をもとに仕上げたフィクションだそうだから、そう思って読むとおもしろい。
時代とか場所の背景を考えるとこういう事になるのかと。
もう少し読みやすいとよかった。
2020年11月26日
- モーツァルトはおことわり
- マイケル・モーパーゴ
- 岩崎書店 / 2010年7月30日発売
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こんな厳しい話がナチスにはいっぱいある。
それを掘り起こして子どもたちに伝える話にするのはすごいことだ。
ナチに利用された音楽家たちもかわいそうだが、モーツァルトも聴く度に収容所を思い出すなんて、言葉もない。
2020年11月19日
- 三つ編み
- レティシア・コロンバニ
- 早川書房 / 2019年4月18日発売
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希望を持って終わったかな。
男と女ではなく、社会の問題だという、社会の有り様、でも、歴史の表面を作ってきたのは男であり、社会の規範も多く男によって作られていて・・・
まあ、それでも、問題は社会の有り様に求めるべきか、
男と対立するのではなく、共に変えていこうと考えるほうがいいということか。
でも、82年生まれだっけ、あの話にも共通するけれど、女たちが多かれ少なかれ感じていて、男たちは傍観している、そういう不平等、やっぱり男にも感じさせたいし、考えさせたい。
2020年11月14日