ルビィは冷徹な悪党だと語られる割には、企てる悪事がなんかゆるくて、ことごとくうまくいきません。そのゆるさにしっかりツッコミを入れられないのが、主人公「ぼく」の頼りなさですねえ。いつも話を持ちかけられるや否や、ビビりまくるばかり、落ち着いてルビィの計画の穴を突いてやることができれば…いや、できないから面白いんですよね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月4日
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