絶望の書・ですペら (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年8月10日発売)
3.89
  • (10)
  • (5)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 104
感想 : 14
3

この人は社会の中で何も考えずにあくせく働くことがどうしてもできない人だったんだろうなあ。かといって芸術面に才能があるとも思っていなかった。自分は何もない人間だと思い込んでいたのではないだろうか。

それでも諦めと居直りの文章の中に自尊心が見え隠れしていたり、世間のことなど知ったことかという生き方をしていながら「世間では僕のことを○○といっているが~」など他者から見た自分に敏感だったりする矛盾がまた人間臭く、親近感をおぼえる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年6月7日
読了日 : 2014年6月7日
本棚登録日 : 2013年7月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする