大好きな「流転の海」シリーズの最新刊。
待ちに待った、この世界。
一行、一行が、やはり心にしみる。
人生とは、生きていくこととは、
人とはどうあるべきなのか、
たくさんのことを、ドラマティックな展開の中で
教えてくれる。
今回のタイトルも秀逸。
人生の中で、ふっと心安らぎ、将来が安らかで
美しいものに感じられる「満月の道」のとき。
年齢的に主人公の妻、房江さんに感情移入する
年頃だからか、一層、切ないタイトルに思われた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年5月13日
- 読了日 : 2014年5月13日
- 本棚登録日 : 2014年5月13日
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