地獄変・邪宗門・好色・薮の中 他七篇 (岩波文庫)

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本棚登録 : 488
レビュー : 65
著者 :
ashimuraさん  未設定  読み終わった 

表題外の収録作について。
「袈裟と盛遠」は個人的に感じ入るものあり。
二人が複雑な葛藤を経てどうしようもなく堕ちてしまわざるをえない様が、(私には)他の作品と少し違った読後感を持った。

邪宗門が完結していないのが、それもここから盛り上がるであろう部分で終わっているのが本当に残念でならない。
芥川は後書きで、未定稿を上梓する理由の一つとして「作者の貧」を上げている。それ自体は残念だが、世に出てくれて、また途中までだが読めてよかったと思う、「読ませる」作品である。
また、本作品は芥川にしては長編に思う。

レビュー投稿日
2012年1月7日
読了日
2012年1月7日
本棚登録日
2012年1月7日
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