半七捕物帳〈3〉 (光文社時代小説文庫)

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本棚登録 : 160
レビュー : 15
著者 :
ashisasさん 推理小説(日本作家)   読み終わった 

これまでの刊の書評にも書いてますが、やはり自然や町、人々の描写が美しいです。映像抜きで江戸の空気感がここまで出せるのは素晴らしい。

推理小説としては、この刊に収められている短編は「読者が解決するのは難しい」ものが多い印象があります。特に、ちょっと怪談じみたというか、常識を超えた能力を持っているかのような人物が登場する「あま酒売」「海坊主」あたりは、解けというのが無理だろうという感じです。

一方で、これまでの刊には出てこなかった舞台として、外国人が歩き回るようになった時期の横浜が取り上げられていたりして、他とはまた違った面白さのある短編も収められています。これまでの刊と同様、何度も手に取って読み返したくなる作品群かと思います。

レビュー投稿日
2014年9月21日
読了日
2014年9月20日
本棚登録日
2014年9月21日
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