日本の高速取引も非常に恐ろしい。取引所や金融監督所轄が天下り先として、高速ブローカーを利用しているのではないか、また東証の意味不明な小数点以下の取引は、そのための高速ブローカーに対する便宜供与なのだろうと、例によって推測される。マイケルルイスの傑作!
私も以前は取引担当者だったので、フロントランニングの立場や誘惑がよくわかるつもりである。技術や取引方法がわかれば、非常に恐ろしい、取引の公正さが脅かされる由々しき問題である。ダークプールも問題だが、取引所がこのような不正に手を染めるとは。信じられないし、モラルの無さにびっくりしてしまう。
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カテゴリ:
ファイナンス
- 感想投稿日 : 2014年11月8日
- 読了日 : 2014年11月8日
- 本棚登録日 : 2014年11月3日
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