限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

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本棚登録 : 6414
レビュー : 757
著者 :
ヨッシーさん 小説   読み終わった 

この作品が発表された当時はこういう雰囲気の小説が流行ってたのかな……と最初に思ったのは、最近読んだ村上春樹の「風の歌を聴け」にどことなく近い空気を感じたから。ただ、綴られている内容は比べものにならないほどエログロバイオレンス。
酒にドラッグにセックスに溺れまくる若者たちの中で唯一、主人公(という表現も正しいのかどうか)のリュウだけは、なんというか……もちろんやってることは社会から逸脱しまくりなんだけど、その中で唯一まともというか、常に自分を冷静に客観視できるだけの力を持っているように感じた。
そんな彼が生を実感するラストは嫌いじゃないし、そこかしこに散りばめられた文章の表現力がとんでもないってのも分かる。そもそもつまらなかったら最後まで読んでないだろうから。
でも、やっぱり、ダメだ。圧倒的に読みづらい……。ドラッグ決めてる人間の主観視点だからあえて読み取りづらい表現を用いてるってわけじゃなさそうだし、とにかく肌に合わなくて読み進めるのが苦痛だった……。

レビュー投稿日
2016年1月29日
読了日
2016年1月29日
本棚登録日
2016年1月29日
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