裏表紙にあった「青春小説」の文字に期待して手に取ったけど、フタを開けてみたらいろいろと達観した17歳の高校生がいずれ自分も踏み込まなければならない大人の世界をかいま見るという、なかなかに壮絶なんだけどもどこかスッキリという、不思議な作品だった。
文章は淡々としているようで情景や心の機微が濃厚に伝わってくるという不思議な感じ。作者名を見て、いちご同盟の人かーと思ったんだけど、あれを読んだのはだいぶ前の話なので、機会があったらどっかで読み直したいな……。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月6日
- 読了日 : 2016年12月6日
- 本棚登録日 : 2016年12月6日
みんなの感想をみる