少し前の深夜にふと読み始めた「明日、私は誰かのカノジョ」が面白すぎて止まらなかったので一気に8巻くらい(ホストの話?)読んじゃったんですが、そこで出てきた整形の話が印象に残ったので「整形か…」と思いながら辿り着いた一冊。これまで全く縁の無いジャンルということもあって、本屋に行って恋愛や男女観について書かれた本が並んでるコーナーを見て、(こんなコーナーが存在していたのか…いやそりゃあるよな)と思いながら本を探してました。
「そうよなぁ…」としみじみ共感するところもあれば「それはどうだ…?」と首をかしげるところもあって、自分の中で静かに意見交換を楽しむように読みました。YouTuberとして活動しているだけあって、自分の意見や考えをありのまま文章に込めている雰囲気が伝わってきて、「こんなことを言うと○○だと言う人もいるかもしれないけど」という、先回りして制しておく言葉が何度も出てくるあたりに人間味がにじみ出たりしていて、勝手に微笑ましく思ったり。
自分は多分、本当に親しくなった人以外への情はティッシュより薄いほうなので、整形に関しては「本人がしたいならいいんじゃない?」という考えになるんじゃないかな…。見た目のことを言うとルッキズムだなんだと騒がれることも増えてきた昨今だけど、本能の赴くままに「美しいと感じる」ことそのものに無理矢理蓋をしようとするのはなんか違うと思うので。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月10日
- 読了日 : 2023年6月10日
- 本棚登録日 : 2023年6月10日
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