
時間がとれたら一気に読み切りたいと思っていた作品をやっと読むことができた。
24歳、今の自分と三つしか違わない歳でこの重厚感ある文章を生み出していることに、ただただ感銘を受けた。
文章は言葉の使い方が美しいだけでなく、たった1行に三島の思想や感情がいっぱいに詰め込まれているようで、多くの読者は私と同じくページ数よりも文字数よりも、ずっと多くの物を受け取ることができたのではないだろうか。
三島の作品を読むに当たってまずは三島を知る必要がある。この作品は三島の入門書とも言えるのではないだろうか。
- レビュー投稿日
- 2015年2月7日
- 読了日
- 2015年2月7日
- 本棚登録日
- 2015年2月7日
『仮面の告白 (新潮文庫)』のレビューへのコメント
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