車輪の下に (角川文庫クラシックス)

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本棚登録 : 239
レビュー : 22
制作 : 秋山 六郎兵衛 
aswさん  未設定  読み終わった 

ヘルマンヘッセ自身の少年時代の体験をもとに書かれた小説。翻訳なので少し硬いが、興味深い表現が詰まっている。
町で一番優秀だった少年が選抜されて名門神学校に入学するが、大人たちの期待のプレッシャーの元、他の学生達と共同生活をするうちに難しい学問への情熱が薄れ、昔は良かったと悩む。思春期の、くよくよと考えすぎてしまう傾向がよく描かれているが、この年代の少年はもっと単純なのではないかと思ったりもする。同級生の事故死の部分は胸が痛んだ。
テーマは郷愁。ドイツ語で書かれた本ならではの耽美な文体が続き、うっとりとさせてくれる。

レビュー投稿日
2014年9月28日
読了日
2014年9月29日
本棚登録日
2014年9月28日
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