授業の課題レポートの題材として読む。基本的には著者が講義で述べていたことと同じことが書いてあったけれど、より詳しく法社会学や日本の社会の裏の仕組みを知ることができる。第一部は日本の犯罪の増加に代表される安全神話の崩壊を統計のトリックと考えてそれを分析、第二部は出所した犯罪者やどうしようもない問題児がどのように社会に属しているか、そして第三部は安全神話の崩壊以降の時代の共同体においてどのような治安維持のシステムを作るべきかを扱っている。
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- 感想投稿日 : 2009年8月7日
- 本棚登録日 : 2009年8月7日
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