『重松時子殺人事件』
そうきたかーー
全員女性、全員物書きの異なる視点が秀逸
恩田先生は外さない
美しくもどこか不穏なタイトルと、新装版のジャケが「うぐいす館」のイメージですき
小説家、重松時子の衝撃的な自殺から4年。偶然にも彼女の死に居合わせた、重松時子の血縁の4人と1人の編集者は、毎年同じ木曜日に集まり彼女を偲ぶ宴を催していた。
時子の死は本当に自殺だったのだろうか?
この5人の誰かが毒を盛ったのではないか?
楽しい宴は時子の犯人探しになり、会話の中に潜む猜疑心と緊迫感
“夢見がちな、妄想を商売とする女たち”の犯人探しは意外な真相と爽快なフィナーレで結ばれる
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恩田陸
- 感想投稿日 : 2020年8月14日
- 読了日 : 2020年8月14日
- 本棚登録日 : 2020年8月12日
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