木曜組曲: 〈新装版〉 (徳間文庫 お 30-3)

著者 :
  • 徳間書店 (2019年2月8日発売)
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『重松時子殺人事件』

そうきたかーー
全員女性、全員物書きの異なる視点が秀逸
恩田先生は外さない

美しくもどこか不穏なタイトルと、新装版のジャケが「うぐいす館」のイメージですき

小説家、重松時子の衝撃的な自殺から4年。偶然にも彼女の死に居合わせた、重松時子の血縁の4人と1人の編集者は、毎年同じ木曜日に集まり彼女を偲ぶ宴を催していた。

時子の死は本当に自殺だったのだろうか?
この5人の誰かが毒を盛ったのではないか?

楽しい宴は時子の犯人探しになり、会話の中に潜む猜疑心と緊迫感

“夢見がちな、妄想を商売とする女たち”の犯人探しは意外な真相と爽快なフィナーレで結ばれる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 恩田陸
感想投稿日 : 2020年8月14日
読了日 : 2020年8月14日
本棚登録日 : 2020年8月12日

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