ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 1457
レビュー : 110
著者 :
avitaminoseさん  未設定  未設定

物語が細分化した「ポストモダン」社会に於けるライトノベルをはじめとしたキャラクタ・エンターテイメント作品(小説・アニメ・ゲームetc)の役割とは何か、を論じる本、なんだと思うが、そもそも議論の出発となっている「ポストモダン」については前書参照ということでこの本だけだと議論の出発でつまずきかねない。とはいえ、前半は大塚英志や稲葉振一郎らの議論を引用しつつ、慎重に議論を進めており、なかなか面白く読める。ただ、後半の作品論となると、対象となる作品に触れていないとツラい部分が少なくないのは仕方ないところなんだろうか・・・(全く読んでない本の詳細な書評を読まされているあの微妙な感覚だ)90年代〜00年代に現出したキャラクタ文学に見られる新種の物語性に注目した文学論と見れば、興味深く読めると思う。この手の書籍を単なる深読みとしか取れない人には向かない本だろうね。

レビュー投稿日
2007年6月3日
本棚登録日
2007年6月3日
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