挽歌―長篇小説 (1956年)

0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
レビュー : 1
著者 :
adlibさん  未設定  未設定

 
── 原田 康子《挽歌 1956‥‥ 東都書房》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000JAZ5LA
 
…… 《19550600-19560700 北海文学》は当時資金不足で節約するため
にガリ版を使った。連載中には伊藤 整・臼井 吉見から高く評価され、
1956年出版、70万部のベストセラーとなり、第8回女流文学者賞を受賞。
── 五所 平之助・監督《挽歌 19570901 松竹》久我 美子、森 雅之、高峰 三枝子
 
…… さいはての港釧路。霧の深いその街を、兵頭 怜子は右手で関節炎
を患って以来硬直してしまった左肘を抱え、ゆっくりと歩いている。父
は、そういう娘を不愍に思って何回となく縁談をもってくるが耳を傾け
ない。その孤独な怜子の唯一の救いは、アマチュア劇団みみずく座の美
術部員としての仕事である。幼馴染の久田 幹夫も同じ部員で、お互に心
の通じ合うのを感じているが、怜子の心の空虚は、彼によっても満たさ
れはしない。怜子は、ふとしたことで、中年の建築技師桂木 節夫と
知るようになった
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=25402
 
 母が「コキュ、て何やろ」と云うと、父が「さぁ」と応じた。両親が
息子に顔を向けたので「妻に寝とられた夫、のことや」と答えた。
 なぜ、高校一年生が知っていたのか、いまとなっては分らないが。
 
 のちに映画化の話題で、与太郎が「高峰 三枝子より、もっと知的な
女優がふさわしい」と言ったところ、母は「彼女は十分に知性的や」と
反論した。与太郎は《次郎吉格子》の演技や、流行歌を歌うイメージに
不満があり、その種の通俗性と無縁の女優がふさわしいと考えていた。
 
…… 日本語に外来語として定着している「寝取られ男」を表す語に、
フランス語の「コキュ」 (cocue) がある。仏文学者で明治大学国際日
本学部教授の鹿島 茂のいくつかの性に関する著作によると、フランス
はコキュ文化の国とされ、寝取られ男を描いた文学や演劇などが多く
存在する。鹿島茂の『空気げんこつ』によると、フランス語には
「寝取られ男」を表す言葉が下記のように3種類あるという。
1.コキュ - 浮気されていることを知らない。
2.コルナール - 浮気されて、激怒している。
3.コルネット - 浮気されていることを知っていても、泰然自若としている。
(Wikipedia)
 
…… 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19741211
 板坂文庫(下) ~ 日本文学三六五日 ~
 
(20100504)(20180913)
 

レビュー投稿日
2011年5月4日
本棚登録日
2011年5月4日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『挽歌―長篇小説 (1956年)』のレビューをもっとみる

『挽歌―長篇小説 (1956年)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『挽歌―長篇小説 (1956年)』にadlibさんがつけたタグ

ツイートする